主人公が「英語を話せない」という理由だけで夫と娘から馬鹿にされ続けるのだけど、まず「凡庸な主婦」には収まりきらない桁違いの美貌だし、優しくて賢くて料理上手でどう考えても自慢の妻及びお母さんでしょうがぁぁぁぁあ！という苛立ちが最後まで拭えない。娘はまだ子供だから許すけど、あのモラハラ夫が最後のスピーチ程度で改心するとは思えないし、日本の感覚ならとっくに離婚案件だけどそこは文化の違いなのでしょうか。全然スカッとしなくて消化不良。ラドゥ2つ分の愛で結婚生活が続けて行けるとは思えないので、この後実業家として成功して当然親権も取って決別コース希望。
英会話クラスのシーンは終始ほっこりしてて良かった。ああいう年齢も性別も国籍も超えた利害関係のないコミュニティって貴重ですよね。あと民族衣装フェチなので、一ヶ月のNY滞在のために何着持って来たん？ってくらい日替わりサリーを堪能できて楽しかった。でもサリーにあの茶色い大きな革の鞄は似合ってなかった。何とかならんのか。
