ちろる

マダム・イン・ニューヨークのちろるのレビュー・感想・評価

4.6
素晴らしい。
インド映画が描く女性主人公の映画がここまで進化していたとは・・・。

女は黙って食事を作って子育てしろ!ってはぁ〜〜〜?という女性軽視のまだまだ根強いインド。
インドは発展していながらもも男尊女卑がまだまだ非常に根強い。多分20年くらい前の日本に似てるのかもしれない。

そんなお母さんが静かに切れた!
そして立ち上がった!

そこからの快進撃はすごい。
主人も娘も離れた新境地で出会ういろんな国の、いろんな年齢の友達。
新しい自分、そしてほのかなロマンス?

すっごくワクワクして、面白くて、なんだか泣けて。
出来過ぎじゃない女の成長物語の描き方がとってもかっこいい。

そして驚くほど美しい主人公シュリデヴィがこの映画をより素晴らしいものにしてくれており、
「女は強い、女は美しい。」という
最終的には気持ちのいいほどの女性賛美の映画でした。
ちろる

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