黒猫航海日誌

しびれくらげの黒猫航海日誌のレビュー・感想・評価

しびれくらげ(1970年製作の映画)
3.9
渥美マリの台詞回しを聞いてると、『赤い嵐』の能勢慶子を思い出した。

調べると、監督に増村保造の名が!
そうか、やっぱり大映ドラマのルーツはこの辺にあったんだ。

この時期の増村作品、若尾文子と組んでいた傑作群と比較すると確かに見劣りするが、『遊び』にせよ、これにせよ、主人公に何があっても前に進もうという意志を感じさせるところがいいね。

参考:大映ドラマの特徴

感情表現が強烈で、大げさな台詞。物音を誇張する。
(wikipediaより)
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