ペイン

いま、輝くときにのペインのレビュー・感想・評価

いま、輝くときに(2013年製作の映画)
4.3
これがDVDスルーは勿体無い! 

「セッション」のマイルズ・テラー、「ファミリー・ツリー」のシェイリーン・ウッドリーが主演。

その他にも「ルーム」のブリー・ラーソン「デス・プルーフ in グラインドハウス」の最強ヒロインのメアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジェニファー・ジェイソン・リー、カイル・チャンドラーなど超豪華キャストなのに日本未公開となった本作。

観る前は単に甘酸っぱい恋愛映画かなと思っていたが、青春のほろ苦さや残酷さ、親との関係性、将来への不安など様々なことを誠実に丁寧な演出で描いた素晴らしい作品でした。ヒロインのシェイリーン・ウッドリーは世の男子の理想をすべて兼ね備えたかのようでした。

監督はこれまた日本未公開となってしまった傑作でジェシー・アイゼンバーグ主演の「人生はローリングストーン」を撮ったジェームズ・ポンソルト。この人は派手さはなくとも緻密な人物描写、丁寧な演出で本当に良い映画を撮るので映画ファンには是非ともチェックしてもらいたいです。

近年、劇場未公開作品でも本当に傑作が多い。ちなみにここ数年私が傑作だと思ったものは以下「ぼくとアールと彼女のさよなら」「ミニー・ゲッツの秘密」「SPY/スパイ」「ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金」「プールサイド・デイズ」「人生はローリングストーン」など。
ペイン

ペイン