🫠2023年201本目🐙
今までで一番、何観させられてんだこれ?感が強かった。色々ごちゃごちゃし過ぎて収拾つかなくなっちゃってるし、ゲテモノB級映画も驚くヘンテコな世界観になっててびっくり。
パニック状態の時は全然いいんだけど、普通のシーンでもカメラ揺れてて酔うし、カメラ越しで騒ぐ田代が情けない叫び声連発してて耳につく(ごめん!白石監督🙏)
冒頭はめちゃくちゃ好きで、新キャラの物理学者 齋藤雅彦が鬼ハマりしてて最高でゲラゲラ笑ってたのに、離脱するの早過ぎて残念。宇龍院道玄も名前聞くだけで吹き出すくらい好きなのに、なんか勿体ない…
「日本はダメだよ 腰抜けばっかだからよ。海外なら売れるんだよぉ!!!」
工藤を通して白石晃士の心の声が投影されているように感じる台詞が面白かった。
色々とあれ…って思う部分ももっと予算があればもう少しちゃんと出来るんだろうなと思うし、「女神の継承」や「呪詛」が話題になった時も、予算があれば撮れるのにと悔しがる白石晃士を見ていたので、誰か予算を頼む🙏と切に願う。(現在のコワすぎや白石監督の新作の盛り上がりからして、これからチャンスがやってきそうな予感もするけど🙌)
投稿映像のななちゃんが、ピー越しに明らかに○チガイ連発してていきなり面白くて、その後の売れないアイドルも連発しててさらにウケた。
物理学者 齋藤雅彦が今までで出てきたキャラの中で一番好きかも。「簡単でいいよね!」の言い方最高に好き。目見開いて存在を否定する姿は抱腹絶倒ものだった。
前半面白かったんだけど、飛躍する先が興味ない分野ばかりになり VFXも安っぽくてごちゃごちゃしていて、頭の中????となってしまったけど、工藤の過去とちゃんと絡んできて合致させてることに妙に感動して、意外とちゃんと作られてることに感心してしまった。
あの進撃の巨人みたいなのとか UFO とかは、目で見て楽しくないからあまり好きではないけど、"鬼神兵"製造の関係者のおじいさんが出てきてから、これ何の映画?っていう謎のノスタルジックさが出てきて、意味不明だけどなんか凄いなと観終わって思う。
村上ロックはどこだよ!!ってところで何かと出演していてウケる。
好きな題材と嫌いな題材が混同しているし、異世界のチープさに困惑もしたけど、低予算でここまで真剣に演技しながらぶっ飛んだ世界観をやり切ってるのが素晴らしい。
頼むからカメラのブレをもう少し減らして欲しい。パニック状態でもない時に揺らされると観てて疲れてしまう……
最初は前作と張り合うくらいスコアつけたい気持ちだったけど、なんか観るのしんどくて盛り上がりにかけた回だったから。でも繋がっていくことで見えてくる世界もまた面白くて、このスコアになりました。