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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版のtoshiのレビュー・感想・評価

5.0
最恐、そして最高の劇場版でございました。昨日鑑賞したドクター・ストレンジの余韻をいとも簡単に吹き飛ばしましたw

劇場版・序章のラストで工藤Dが劇場版作製を宣言し、宣言通りに今作劇場版に突入します。

訪れると必ず発狂、失踪、そして死をも覚悟しなければならない、たたり村に向かう事を決意する工藤D、市川AD、田代カメラマンといった今作シリーズレギュラー陣。3名に加え序章より引き続き除霊師の宇龍院道玄が登場。加え物理学者と売れないアイドルも登場し劇場版らしく役者は揃ったという感じでスタートします。

6名でたたり村に向かうとシリーズならではの異物が早速登場。でもシリーズらしくモザイクをかけてくれている配慮は嬉しいです。除霊により霊が徐々に6名を脅しそして襲ってくるわけですが、早々に除霊師、物理学者、アイドルは犠牲に合います。

今作先ず素晴らしいと思ったのは、工藤D達レギュラー陣以外が早々に姿を消し、その後はレギュラー陣だけでたたり村の謎や出来事を調べ、そして解決していくところです。演者を増やしたと思いきや、早々からレギュラー陣だけとなりそして3名が大活躍するシーン満載でシリーズの根底を崩しません。

伏線回収を決して忘れない今作シリーズですが、この劇場版では工藤Dの過去も描かれており、勿論今作内で伏線と回収を忘れず行っています。

工藤Dの暴力が悪化しておりそれは今作では市川ADだけにとどまりません。そしてついに市川ADも工藤Dが乗り移ったかの様な過激な行動・・・。全く目が離せません。

ラストに繰り広げられる格闘シーンはもやはシリーズの定番となるもので、そのコント劇もこれまでのシリーズとは比べ物にならない内容に収まっております。

オーラスは呪いの髪飾りと工藤Dの序盤にある伏線から一気に回収に向かいもう笑いが止まりませんw でも工藤D、素晴らしくカッコいい!!です。

もう何でもありの劇場版!!楽しくないわけがありません。次は最終章の鑑賞に期待が膨らみます。
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