カナコ

海を感じる時のカナコのネタバレレビュー・内容・結末

海を感じる時(2014年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

久々に会う池松の家に行ってベッドに座る市川由衣、唐突に絵を描き始める池松、絵を描くのが好き?て聞いたときの市川由衣の声色から、もはや無償の愛のようなものが感じられて凄いと思った。

そんな人に「俺の生活を侵さないでくれ」て言われる辛さ、尋常じゃないだろうな。結果的に池松とちゃんと付き合う?わけだけど、幸せ!て感じではなく見てるのが辛い。市川由衣が過去を引きずりすぎなんだよな…池松はもうお前が好きなんだってば!て思ってた…過去の池松はクズなんだけど、市川由衣のことを好きになって大事にしようとしてるのに時々市川由衣がヘラっちゃうから苛立って手を出してしまい、一生懸命クズである部分を直そうとしてるのにまたクズになってしまう池松………

最後の方2人でご飯食べてる時に市川由衣が「あたちおなかいっぱいでちゅ」て言って(内心、は?て思った)池松が「めっ」て「ちゃんと食べなさい」て言うシーンだけ少し幸せだった。そういう幸せに目を向けたらいいのにな。
カナコ

カナコ