このレビューはネタバレを含みます
あまりにもシリアスで悲劇的で心温まる、そんな作品。
自分の無知を思い知らされた。
アラン・チューリング博士、エニグマ、第二次大戦の真実、60年前の同性愛者への処遇、半世紀以上経過してからの恩赦…
そういったことを知るという意味だけでも十分観る価値のある映画。
さらに、俳優陣のすばらしさ！
大好き英国俳優！大好きキーラナイトレイ！しかも良演。
そしてこれまであくが強すぎて苦手だったカンバーバッチのファンになってしまった。
実物のチューリング博士の見た目や人柄は一切知らないが、きっとこんな人にちがいないと確信させられた。オスカー残念
繊細で、狂気に満ちた、そして愛情深い…そんな彼の幸せな最後を願ったのに。うーん、やりきれない
素晴らしい作品でした
