事実を事実として描いているのに、映画として成り立っている面白さ。
内容はご存知の方も多いかと思いますが、夫婦間でのゴーストライターのお話です。
設定が現実の話なので、ティム•バートンらしくない、なんて思うかもしれませんが、色彩感覚や、その出来事をどう表現するか、という登場人物との距離感、といったら良いのかな、まさにティム•バートンそのものですから、ファンの方は、安心して観に行ってください。
やりようによっては、もっと感動的にも、どうにでも片寄らせる事が出来る話なんです。そこを、絶妙なバランスに仕上げてますね。さすがです!
演技はねー、もうクリフトフ•ヴァルツ祭りです。圧倒的に独壇場ですよ。すげーとしか言いようがない。