父親殺しの青年の裁判を担当する弁護士の話。
裁判所を舞台に進行していく、シンプルな法廷劇でしたね。
段々と事件のディティールが明らかになっていき、途中で意外な真実が明らかになったり、証言を巡る駆け引きがあったりと、ミステリー&サスペンスとして、なかなか楽しめました。
おまけに、ラストには大どんでん返しが用意されているのですが、これはもうキャスティング含めて騙されたな~という感じ。
あの人がこういう役で来たら、多くの人がミスリードされてしまうのではないでしょうか。
余計な人間ドラマや社会への問題提起的な要素も薄く、法廷劇だけで90分にまとめ上げた簡潔さも見易くて良い部分。
短時間でも、それなりに見応えのある作品を探してる人にはオススメの作品です。