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ダイバージェントの4423のレビュー・感想・評価

ダイバージェント(2013年製作の映画)
4.0
面白かった!適性検査により5つの派閥を選ぶという設定そのものが面白いし、どこか無機質な感じのする世界観も大変好み。

主人公トリスが選んだ勇敢だけでなくそれ以外の高潔、平和、無欲、博学その他の派閥に関する踏み込んだ描写がもう少し欲しいような気もするが、続編があると考えればこれが妥当だろう。何よりそれぞれの派閥が着ている統一された衣装にその特徴が顕著に現れている点はスゴいと思う。着ている物がその人を表すという言葉があるように一瞬にして身分が分かる衣装は見事だ。

また、よく引き合いに出される『ハンガーゲーム』との共通点は生きるための選択ではないだろうか。メイキングで製作のおっさん(多分)が本作の世界観は理想郷でもあり暗黒郷と言っていたのが忘れられない。

しかしトリスとフォーの恋愛劇はピュアでよいな~。あ~甘酸っぱい!甘酸っぱい!マイルズ・テラー演じるふてぶてしいクソキャラ(私、嫌いじゃないよ)やゾーイ・クラヴィッツの役も印象に残る。傍役まで抜かりないのはやはり良いことなのだ。
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