トランスマスター

ダイバージェントのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ダイバージェント(2013年製作の映画)
3.0
♯58 ズル賢い魔法使いに洗脳された脳筋戦士

舞台は近未来のシカゴ
主人公は、評議員の娘ベアトリス

大きな戦争から100年後の世界では、
全人類は16歳で受ける性格診断「選択の儀式」によって5つの共同体のうちいずれかに所属し、生涯を過ごすことが決まる。これらの共同体は、
「無欲(アブネゲーション)」、行政担当
「平和(アミティー)」、農業担当
「高潔(キャンダー)」、司法担当
「勇敢(ドーントレス)」、軍事、治安維持担当
「博学(エリュダイト)」教育担当
の5つ
ベアトリスは、自身の適性テストでどの属性にも属さない異端者「ダイバージェント」という特殊な能力を持っていることが判明し、彼女はこの秘密を守りながら選択を迫られる。物語は彼女の成長、仲間との絆、そして恋愛を描いたライト・ノベルのような小説原作SFです。

◆良い点/注目ポイント
・主人公の理解者で性格診断占い師兼タトゥーアーティストのマギーQ
ボスキャラ前回のヴィラネス
ケイト・ウィンスレットの共演はアツいです。
・高層ビルから勇敢(ドーントレス)の本拠地まで一気に滑走路するジップラインは、是非乗りたいアトラクションです。

◆改善点
・勇敢(ドーントレス)の格闘訓練の脇の空いた構え方は、空手白帯です。
なぜ監督はマギーQにこのシーンを監修させなかったのか疑問です。

◆総括
・アメリカのティーン・エイジャーが、寄宿舎のある大学に進学して親元を離れた時のワクワク感を予習できるような内容です。
平和(アミティー)の農業以外の属性は公務員のような職業が多く経済はどのように回っているのか心配になりました。

-2024年58本目-