【名作を観ようシリーズNo.41】
《タランティーノが惚れ込んだ、日本映画ここにあり…》
深作欣二監督の実録ヤクザ映画の金字塔‼︎
シリーズの中でもこの”代理戦争〟が最高に面白い‼︎
昭和30年代の広島を舞台に、実話を基にしたヤクザの抗争物語。
”不穏さ〟を感じさせる、おなじみのあのテーマ曲がナレーションと共に流れだすと一気に《仁義なき世界》に引き込まれる…
戦後の昭和の空気感がハンパなく、とにかくパワフルでエネルギッシュ‼︎
この世界には男の欲望と意地が渦巻いていて、熱量に圧倒される…
”じゃけんのぉ〜〟
角刈りの菅原文太が主人公・広能昌三を熱演していて、広島弁が耳に残るほど印象的！
昭和を代表する豪華で個性的な脇役陣も光る。金子信雄、梅宮辰夫、山城新伍、成田三樹夫、田中邦衛…
そして…シブ〜い小林旭！
”動〟の菅原文太と”静〟の小林旭。2人の掛け合いが、とにかくシビれる！
この時の小林旭は、”ゴッドファーザーPart2〟のデ・ニーロと比較してしまうくらいカッコ良すぎる！自分が女なら抱かれたい…（笑）
このシリーズ作品は”ゴッドファーザー〟シリーズと同様に自分の映画人生を語る上で欠かせない作品。それぐらい、20代の時に、このシリーズに興奮させられた！
タランティーノも惚れ込んだ、男たちの闘い！
今の韓国映画にも負けない、とてもパワフルな日本映画です！
この作品を、今年の締めのレビューにさせていただきます。
今年の7月からFilmarksに加入し、多くの方々のフォローと、たくさんのいいね！をいただいたことに大変感謝しております！
本当にありがとうございました！
2020年の初鑑賞でのNo.1は”ジョーカー〟です！自分にとって”セブン〟や”レオン〟のように10年に1本クラスの映画になるような気がします。
2021年はどんな映画が待っているのでしょうか…
皆様のレビューを参考にさせてもらいながら、まだ観ぬ名作、傑作に出会えることを願ってます。
”人生に必要なことは、すべて映画から学べる〟
2021年も宜しくお願いします🙇♂️
