「ゴッド・オブ・ウォー」といえば、神話を舞台にしたエログロ傑作アクションゲームがありますけど全く関係ありません!
原題の「Black Death」とは黒死病(ペスト)のこと。
中世において猛威を振るい、世界の人口を半分以上減らしたと言われる。
映画の舞台は黒死病によって死が蔓延していた時代。
キリスト教徒の戦士たちが、悪魔崇拝の村に乗り込む話。
主人公はエディ・レッドメイン。
戦士達を案内する若き修道士役。
戦士団のリーダーはボロミアことショーン・ビーン(この映画ではウルリクって名前です)。
相変わらず甲冑が似合いすぎ!
それにしても邦題もジャケも詐欺レベルでセンス無し。
「導かれし勇者たち」って副題も酷すぎる。
勇者なんて1人も出てこねぇよ!
無理矢理ファンタジー風味出そうとしてるけど、そういうのも一切無し。
むしろ誰も救われない重苦しさしかない。
途中でネクロマンサーとか言い出すから、「あれ?やっぱファンタジー?」てなるけど、そんなことはなく徹底的にダーク路線貫きます。
特にラストは悲惨。
後味悪し。
ある意味リアリティ溢れるストーリーなのかもしれない。
途中で挟まれる盗賊とのバトルはなかなか迫力あるしグロもあり。
間違ってもファンタジーを期待しなければ結構面白かったよ。
🐴裂きの刑はヤバい!