片腕マシンボーイ

人狼ゲーム クレイジーフォックスの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

2.9
1作目の太賀や2作目の太鳳&葵のような今後売れていくであろう若手の役者は見出せませんでしたが
ストーリーや演出は俄然マシになってたよ!いや…慣れてきただけか?

あらすじ
例によって例のごとく高校生の生き残りゲーム

正直言って本作も前作、前々作と変わらぬポンコツ作品である
前作の土屋太鳳のような華のあるキャラがいるわけでも無い
しかしマシンボーイにはもうちょっと頑張ればこの人狼ゲームシリーズになかなかの良作が生まれるのでは?と希望が見出せた

1番惜しかったのが哀れな高校生達の息の根を止める素敵アイテム
お手軽ワイヤーギロチンー!(ドラエもん風に読んでね)である
似たようなアイテムが某リドリー・スコットの某映画で某ブラピをぶっ殺していたが、あちらは描写がなんともへっぽこで見たいところを見せないため僕はリドリー・スコットに非常にプンスカした記憶がある
本作はといえばだいぶマシだがまだまだ足りない
ワイヤーが首に食い込み窒息死するガキ共の描写はなんとも中途半端
本当に楽しい映画を撮りたければ首が落ちるまでワイヤーが巻き取られて然るべきである!(多分ね)
その辺りの中途半端さが良作足り得ない
しかし1作目2作目のピップエレキバンより数倍マシだったのは言うまでも無い

あとなこれも1作目2作目からみんな疑問に思っていることだと思うが殺しの時間に殺す側も殺される側もあれだけ騒いでいるのに隣室のヤツらは誰ひとりその声を聞いていない(確か1作目には聞こえているという描写はあったが誰ひとり人狼の名前を叫ばないへっぽこっぷり…)
よほどしっかりした防音室なのか?否!そうは見えない、隣室の足音まで聞こえてきそうな薄壁に違いない
そこで僕はハタと気づきましたよ!犯人はノヴのような念空間を作り出す念能力者ではないかと!
普通の部屋に見えて本当は念空間だとすれば隣室に声が届かないのも当たり前だし
あれだけの大人数の高校生を気づかぬうちに誘拐できたのにも納得がいく
犯人は念能力者、しかもかなりの実力者とすれば…人狼ゲーム、俄然面白くなってくんな!

本作でヒロインが一目惚れする男子が藤井隆似なのも好感もてるし
女の子達が総じて可愛いのも好感触(個人的には縛り役になった女の子に縛られたいと心底思った!)
というワケで期待はしないが次作も楽しみです!