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懺悔 ~松岡真知子の秘密~の010101010101010のレビュー・感想・評価

3.1
後半になって、思いの外、姉の心理の機微みたいなものも描かれていたのが、ポイント高し(なんかちょっと、『ジョゼ』を思い出した…)。

怒りの極地で、カオスになっていくのは見応えあったし、
「こと」を経た翌朝の、トン、トン、トン…、「ねぇ…、お腹すいた…」「うん…」。
その後の奥行きのある下り坂の長回しもよかった。
いろんなことを経ても、最後に残る、諦観めいた、繋がりのようなもの…。

「こいつ、殺してやろうか…」といった妄想は、私も人生で何度か持ったことがあるので、分かる…、というか…。

それにしても、ピンク映画なのに全然抜けるところを狙っていないのが、今回はよかった。