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ナチュラルのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

ナチュラル(1984年製作の映画)
3.0
バリー・レヴィンソン督がバーナード・マラムードの同名小説(邦題「奇跡のルーキー」)を映画化した野球ドラマ。
天才的な才能に恵まれながらも予期せぬ事件で球界入りを断たれた男の再起の物語。
音楽はランディ・ニューマン。
原題:The Natural  (1984)

ネブラスカの農家の息子ロイは子どもの頃から父に野球を教わった野球の天才少年。
20歳の時にシカゴ・カブスにスカウトされ、将来を誓い合ったアイリスに別れを告げて、シカゴへ向かう。
しかし、途中謎の女に銃で撃たれプロ野球界入りは断たれる。
それから16年後、下位で低迷しているニューヨーク・ナイツに35歳のルーキーとして登場する…。

手製のバット"ワンダーボーイ"
"八百長"

~登場人物~
・ロイ・ホッブズ(ロバート・レッドフォード):主人公。
・幼なじみ、アイリス(グレン・クローズ)
・謎の女、ハリエット(バーバラ・ハーシー)
・判事、ニューヨーク・ナイツのオーナー(ロバート・プロスキー)
・ニューヨーク・ナイツのコーチ、レッド (リチャード・ファーンズワース)
・ニューヨーク・ナイツの監督、ポップ (ウィルフォード・ブリムリー)
・監督の姪、メモ(キム・ベイシンガー)
・大金持ちの賭博師ガス(ダーレン・マクギャヴィン)
・スポーツ記者、マックス(ロバート・デュヴァル)
・応援する野球少年(デニス・グールド)
・アイリスの息子

「才能だけでじゃ不十分だ。努力しろ。才能に溺れると失敗する」

「人には2つの人生がある。学ぶ前の人生とその後に歩む人生。記録なしでもあなたは記憶に残る」

ひねくれ者の私には、感動を作りすぎていて、演出が"ナチュラル"ではなく"アンナチュラル"な感じが否めない。
ちなみに、私のおすすめ野球映画はゲイリー・クーパーがニューヨーク・ヤンキースのルー・ゲーリックを演じた「打撃王」(監督はサム・ウッド)です。
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