takanoひねもすのたり

アンダー・ザ・シャドウ 影の魔物のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

2.9
ダクトテープならぬ紙テープでいろいろ修理しちゃう万能感。

イラン・イラク戦時下、戦地に派遣された夫。娘と二人きりでテヘランで過ごす妻シデー(ナーゲス・ラシディ)の周りで異変が起きる…というホラー。

ジン、アラブでは魔人、精霊、妖怪の一群を指すそうで。ジンと聞くとあのヒゲと珍妙な髪型のランプの精を連想してしまうのは私だけじゃないと思うのですがどうだろう。

パッケージのようなシーンは無く。
母ちゃん医大復学認められずOPからずっとキリキリしてるし、ちびっ子はふくれてるしで、こんなお宅いやだ。

お化け(ジン)は怖くなく。
造形もいたって普通。どこかで観たことあるヤツ、意外性はないです。

ミサイル突っ込んで来たのは流石に怖い(違う意味の恐怖)
これをあえて戦時下にする意味って、暗闇を際立たせたい(闇が身近)からかなあと思ったんですがどうなんだろう。地下避難とか壁のヒビとか灯火統制みたいなの。
うーん、よくわからん🤔
逆に生活習慣のヒジャブ、チャードル着用、米産娯楽ビデオテープが禁制品等の文化的な差異は興味深かった。

印象に残ったシーン⇒ジェーン・フォンダのエアロビクスでした。