このレビューはネタバレを含みます
劇場で見て以来3年ぶり鑑賞
当時の感想を読み返して、自分自身がんが再発した直後だったことを思い出す
そんなときの日本公開前のこの映画の記事を見て、https://eiga.com/extra/konishi/256/
（原作者の言葉）「これまでの闘病モノはたいてい健康な人の視点で描かれている。主人公の恋人や友人が重い病にかかり、やがては死亡する。その人の生き様——というか死に様——を見て、主人公はなんらかの教訓を得る、というのがいつものパターンであるという。つまり、死亡する友人や恋人は、主人公にとって教訓を与える存在でしかない。それはフェアじゃないということで、闘病する本人を主人公に据えた物語を紡ぐことにした」
なるほどそんな映画ならぜひ見たい！と公開を心待ちにして見た
自分よりははるかに若いとは言え、同じように死を宿命づけられた主人公には共感し感動した
けど、しばらく経ってふと、「ん？闘病する本人が主人公には違いないけど、ガスの方が主人公に教訓を与えて死ぬ存在になってしまってない？」と気づいて、「なんかちょっとずるい」と思ってしまった
その記事で原作者のその言葉に触れなければ、知らずに済んだ話だし、映画の良さに傷がつくものではないけど、ちょっと書き残してみたくなりました
3年前の感想記事＠yahoo映画
https://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%81%8D%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%80%81%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%81%9B%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%82/350659/review/%E5%90%8C%E3%81%98%E3%81%91%E3%81%A9%E9%81%95%E3%81%86%E6%9C%AB%E6%9C%9F%E3%81%8C%E3%82%93%E6%82%A3%E8%80%85%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%81%E3%80%81%E3%80%81/79/
