にゃんこむ

海月姫のにゃんこむのレビュー・感想・評価

海月姫(2014年製作の映画)
3.5
オタク女子と女装男子によるラブコメ。
原作未読です。話題になっていたので、映画版のスコアがあまり良くないのが意外でした。

○クラゲオタクの月海は風呂トイレ共同で男子禁制のレトロなアパート『天水館』に住んでいた。住人はみな何かしらのオタクで、しかもニート。ある日、月海はペットショップにいるクラゲが誤った飼育方法で瀕死の状態であることを発見する。店員相手に上手く説明ができない月海だったが、通りかった美女が事情を聞き、月海に変わってクラゲを助けてくれた。しかし、美女だと思っていたその人は、政治家の次男坊・蔵之介で、つまり男性。月海を気に入り、度々天水館を出入りするようになった蔵之介。月海は他の住人に男子だとばれたら殺されると肝を冷やしていた。
しばらくして、土地再開発による天水館取り壊し話が持ち上がる。自分達の居場所が無くなるというのに、手を拱いている天水館の住人達に、業を煮やした蔵之介は立ち上がる。月海のイラストを見て閃いた蔵之介にはある秘策があり・・・・・・

菅田将暉君って、発声や話し方など役ごとにそこまで変えていないのに、いつもハマリ役だなぁと思います。役の雰囲気を掴むのがとても上手!
今作も女装男子という一癖ある役なのに、すごくはまり役だと思いました。
ファッションショーのシーンは本当に綺麗な女子に見えるし、カツラを取ってメイクを落とすと、いつもの菅田将暉だ~と思うので不思議です。

原作を読んでいませんが、映画自体はマンガ的な表現もふんだんに取り入れられており、原作の雰囲気を感じることが出来ました。
原作は全17巻あるようで、結構カットされた部分も多いかと思うので原作を読みたくなりました。
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