続いて「FILE-02 震える幽霊」を初鑑賞してみた。70分くらいの作品やから終わるの早いね。白石晃士監督の作品。
もはや恒例のPOVモキュメンタリー。今回は幽霊が出ると言う噂の廃墟に訪れる展開。まぁ、ベタな展開やんね。
怪奇現象のオンパレードなのは、いささかどうなんやろ…ちゅう感じやけれども盛り上げる為には仕方ないのかな。
だが、怪奇現象を紐解いていくと廃墟に侵入した女の子の一人が失踪する。この夕子の叫び声が一番ビクッとさせられる展開には終わる。だって、ちょっぴり音量上げてたんやもん。
だが、それよりも工藤ディレクターの存在感が段々とヤバくなってきた。前作のアイテムを大事そう持っているし…何かと場を盛り上げてくれる。
特に真実を語りたがらない投稿者に対して逆ギレの台詞が意味不明のスゴ味があったのでピックアップしてみたい。
『俺はしつけぇぞ、俺はタチ悪いぞ』
執念とも思える台詞。自らをタチが悪いと認識しているのが逆に潔い。終盤はスカイツリーをバックにワケわからん展開やけど何処か嫌いにはなれないような作品だったのだ。