イーライロスがまたやってくれた
悪趣味全開の旅ムービー。
未開部族への慈善活動に燃える若く洗練された青年たち。その精神に宿す偉大な思惑を互いに語り明かし高め合い、いざ行かん実践の地へ…
と思った矢先になんじゃこれやぁ!?
待ち受けてたのはコミュニケーション不能の独自のルールを持った食人族だった!阿鼻叫喚のお食事タイム開始!!
結局この監督は、無知の知というか、知らないわからないことを理解しないことの危険性をやさしく伝えてるような気がして、いつ見ても真面目な人だなぁと思っちゃう。思ったほど露悪的なグロ描写はなくて、計算し尽くされたちょうどいい塩梅でした!意外と見れるよ🙌
💩のくだりはもう笑えるね!
序盤のジャングルに向かうまでのペルー旅行に行く下りが、『まぁ言うて安全な運動になるだろし大丈夫っしょ』って思ってたのが段階的に『やっばくないか?』て不安要素増えていく感じがうまい。現地民の人がフルーツをカットするナイフの運動がその先の彼らを示唆してたり、聞いてなかったけど撃ってくるかもしれないとか、黄熱病の感染もありえるって話してるのに殺虫スプレー無駄使いしまくる意識の低さとかが、田舎ホラーとしての演出を押さえてる感がワクワクする。
ダニエルてハゲのおじさん1人なら逃げれる可能性も少しはあったろうに、ヒロインを助ける為にえらい苦労したね…
ヒロインがすぐ『助けて早く!』なんて言えちゃうあたりもこの話の嫌なとこ。あの人の真っ当な良心だけがこの話の救い。