Yukaneko

グリーン・インフェルノのYukanekoのネタバレレビュー・内容・結末

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

食人について考えさせられた。

最初の方に人種差別をするようなシーンが含まれていて、そこからの食人族。同じヒトの形をしていても、肌の色や言語が違ったら敵なのか?でもこの作品に登場するヤハ族は族長の言葉にあったように、自らヒトを狩りには行かないように思える。それを思うと族が悪とは言いきれない。ジャスティンを陥れたサークルのみんなとジャスティンを助けたヤハ族の少年、これを考えてもオチのジャスティンの言葉に納得できるかもしれない。

ホラー映画としては、1人目が食されるシーンが一番恐ろしく思えた。グロ耐性はあるけど顔面のパーツ系は制作目線で見きれなかった。そのあとの四肢切断は作りものって思えたけど。それ以降は全然普通に観れた。

画としてはヤハ族の赤と森林の緑の補色関係が良かった。族が集団で暮らす和やか?な雰囲気が伝わってきた。よそ者は食材になるけど。

余談
女性3人が連れていかれるシーン、処女チェック?されてたけど、ジャスティンは処女だったからヤハ族に受け入れられようとしていたのかな?最後の方で割礼されそうになってたし。で、ジャスティンを除く2人は恋人同士だけど、血は出なかったからレズビアンじゃなくてバイ・セクシャルの可能性もあるよね。
Yukaneko

Yukaneko