知り合いが「なーんも考えないで観るのにちょうどいい」って言ってたから、そのつもりで極めてゆるモードで行ったんだけど、これがどうしてどうして、かなり観せてくれた。なにこれ面白かったじゃん？？
話としてはなんだかわかんないけど巨大竜巻が来るんだよね？ で正しいんだけど（笑）、で、竜巻ちゃんたちも（恐らくですが）CG駆使でもあるんだろうけど、細かいところまで作られた映像はどこからがCGでどこが実写なのか区別がつかないのはお見事。
竜巻通過にまつわる話もいろいろ盛られてて、
①高校の教頭とその2人の息子たち
②その長男くんの恋バナ
③竜巻ヲタが昂じて「トルネードプルーフ」仕様の車（というより戦車？）まで作っちゃった男とそのクルー
④クルーの1人であるシンママ
⑤ようつべヒーローになりたいアホな竜巻追っかけ
などなど一歩間違うとただのハチャメチャなだけの内容になりそうなのに、いや実際はそうなのかもしれないのに、何故か綺麗にまとまってる（笑）
壮大なB級ディザスタームービーと予想していたんだけど、そしてたぶん最後のトルネードなんかはもう大爆笑ものの（でも本当にこんなクラスの竜巻があるのかもですが）大きさなんだけど、単に竜巻がー、じゃなくて何故か鑑賞後に心に残ってしまうという意外性というか、摩訶不思議さにかけては今年No.1じゃなかろうか。想定外の面白さ。
