Naoya

ウォークラフトのNaoyaのレビュー・感想・評価

ウォークラフト(2016年製作の映画)
2.7
ゲーム「ウォークラフト」の実写映画化作。人間やオーク、ドワーフ、エルフ等、アドベンチャー・ファンタジーではお馴染みの題材で描かれる作品。基盤がしっかりしており、様々なキャラクターや世界観が冒険モノとして楽しめる材料ばかり。主で描かれるのは、人間(騎士や魔法使い)VSオークで、それぞれの持ち味も十分に出ており、好みが異なっても楽しめる要素がある。ただのVSモノではなく、オーク側にもしっかりしたドラマがあるので、勧善懲悪ではないところが物語に深みを増している。そして、人間とオークの関係性も本作では面白い扱いがあるので、作品ならではなのだと感じる。原作が壮大過ぎるからか、2時間では説明不足な点もあるが、壮大な物語の幕開けとしては十分に良作。
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