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トワイライト ささらさやのスズタカのレビュー・感想・評価

トワイライト ささらさや(2014年製作の映画)
2.8
噺家のユウタロウ[大泉洋]。結婚して、子供が産まれたばかりなのに、交通事故で死んでしまう。

だけど、遺した奥さんと子供が心配で心配で成仏できず、色んな人に乗り移って、奥さん・さや[新垣結衣]の前に現れます。

そんな、ユウタロウの葬儀の最中、ある事が理由で、さやは、まだ赤ん坊のユウスケを連れて、亡き叔母の住居がある、小さな町、ささらに引っ越します。

その町ささらでの、不思議で優しく温かい住人達との出会いや出来事で、変わっていく、さや。

一方、幽霊となったユウスケが乗り移れる人間には、条件と制限がある事が判明し…。

というような、ストーリー展開。

この映画を観て、まず思ったことが、「うわ、勿体無い!」って事です。

映画って、監督や脚本、役者とか色んな要素が組み合わさって1本の作品になっているじゃないですか。

その内で、役者は皆さん素晴らしいんですよ。だけど、演出と脚本が、出来が悪すぎる。

良いところが1つも無かったとは言わないけど、この、[トワイライト ささらさや]という企画といったら良いのかな、が本来持ち合わせている魅力の半分も映画に出来ていない、ということが観ていて感じられるんです…。

作品自体を愛していたり、魅力が理解が出来ていない人が作っているから、作品自体のキモの部分が、ちゃんと表現出来ていないんですよ。単に演出が下手だなぁと思うシーンも多かったですが…。

作品自体の持っている力は、もっともっと上です!

役者陣は、今のままで素晴らしいので、監督と脚本を代えてリメイク希望です!!
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