小さな造園会社を営むマシューの9歳の愛娘・キャスが、ある日忽然と姿を消してしまう。8年後、捜査が行き詰まる中、キャスの生存を仄めかす証拠が次々と浮上し… という、サスペンスミステリー。
どういう訳か、僕は雪原が舞台の映画に弱いので、とりあえずレンタルしてみたのですが…
うーん、あまりいただけなかったかなあと。
児童誘拐と小児性愛者の問題がテーマだと思うんですが、その俗悪性を訴えかける強い描写もなく、ただ、ただ大人がうおさおするばかり。
サスペンスとしても、むりやり時間軸をいじって複雑に観せている感じが否めなかったし、結末も「なんだかなあ… 」と。
同じ、雪原物のサスペンス・ミステリーなら、サム・ライミの『シンプル・プラン』やコーエン兄弟の『ファーゴ』を、もう1回観た方が良かった…
そう思わざるを得ませんでした。
ちょっと、オススメしかねる感じでした!