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ラブ&マーシー 終わらないメロディーのnozomiのレビュー・感想・評価

3.7

アメリカの偉大なロック・バンド、ビーチ・ボーイズのベースでありリーダーを務めたブライアン・ウィルソンの伝記映画。
 
60年代のブライアンをポール・ダノ、80年代のブライアンをジョン・キューザックが演じている。

60年代は、ビーチ・ボーイズとして成功していくも、父親との確執やメンバーからの孤立により精神が壊れていき、麻薬に溺れて幻聴に悩まされるようになる。

80年代の彼はユージンという精神科医の悪徳な診察により稼ぎをもっていかれてしまうという状況に陥っていたが、のちに妻となるメリンダとの出会いにより、辛い時代を乗り越えていく。

ビーチボーイズは、陽気で明るく真夏の海を思わせる曲調で、多数の映画の挿入歌として使用されているイメージ。その裏側でこんなドラマがあったなんて驚きでした。

この映画はブライアン個人の伝記映画だけど、ビーチボーイズも結成から現在に至るまで、色んなドラマがあったんじゃないかなって思う。見終わった後は、それも知りたいなって個人的に思いました。
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