佐藤でした

ピクセルの佐藤でしたのレビュー・感想・評価

ピクセル(2015年製作の映画)
2.9
かつて、地球や人類の文化ついての情報を電波に乗せて、宇宙人との交流を図ろうとするプロジェクトがあった。それを宇宙人が受信したものの、彼らは人類からの宣戦布告だと勘違い。
「パックマン」や「ドンキーコング」など、送られた情報からゲームについて知った宇宙人たちは、そこに出てくるキャラクターに姿を変えて地球を侵攻し始める。巨大なキャラクターが次々と現れ、都市をピクセル化しながら破壊する事態に…。


30年前に、アーケードゲームの世界大会で顔を合わせたオタクたちがこの地球のピンチに再集結!
少年時代は凄腕ゲーマーだったサム、
その親友で今や大統領になった(!)ウィル、
同じゲーム仲間で今はハッキングが趣味のランドー、
そして世界大会でサムを負かしたライバルで、現在は獄中生活を送るエディ。
この4人がゲームのキャラクターに扮した宇宙人に立ち向かいます。

つまり、最強のゲームオタクが世界を救うってわけですね。


物語はロンドン、ニューヨークと都市を変え、カーアクションやラブストーリーなども交えながら進行しますが、展開がいかんせん凡庸で退屈でした。

ただ、とにかく「滑らかさ」をこぞって重視するCG時代において、キューブ状のキラキラかつポロポロ感のある「ピクセル」は新しい。
テトリスが揃ってビルが一列ずつ崩壊する感じとか気持ちよかったす。

…教訓を掬うとしたら、過去に手に出来なかったたった一度のチャンスに執着するな、ってこと。
怖れてじっとしてたら何も起こらないけど、二度だって三度だってチャンスは訪れているのだし、勇気を出したらほら意外とそうでもないのよ!ってことかなと。
佐藤でした

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