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ヴェルサイユの宮廷庭師のerikaのレビュー・感想・評価

ヴェルサイユの宮廷庭師(2014年製作の映画)
3.5
アラン・リックマン目当ての鑑賞。
まさか監督・脚本もアラン・リックマンだったとはΣ(´□`;)
目を奪われるほどの景色と音楽、劇中の薄紅のバラのように美しい優しさと痛みを秘めたストーリー。とても素敵でした(*´ω`*)

タイトルから庭作りを主にした作品かと思いましたが違ってました(^-^;
庭作りよりも恋愛や華やかな宮廷での人間関係に、重きを置かれているように感じます。
ただ、国王の庭園建築家アンドレが庭作りについて父から受けた教えを語るシーンがあります。

庭作りは美を再現することであり
信仰に近いものであると
神は人間をエデンの園に置いた
楽園を失って以来
人はその再現を夢みる

人々が何故美しい庭作りを目指すのか?
人によって答えは様々かもしれませんが、その答えの奥底で真理としてこの考えがあるのかもしれない...とても美しい考えですよね(*^-^*)

アラン・リックマン演じるフランス国王ルイ14世が好きでした💓
サビーヌと国王の謁見のシーンも見応えありますが、1番は梨のある庭?での"庭師"と庭師のシーンかな(笑)
心穏やかになれる大好きなシーンです(’-’*)♪
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