べべ

Mommy/マミーのべべのレビュー・感想・評価

Mommy/マミー(2014年製作の映画)
3.6
個人的には1:1のアスペクト比から映し出される。映像に興味があったが、狭き世界を表現することが理解出来たがそれが適切にこの映画を表現出来ていたかは今ひとつである。自由を画角を広げて表現する方法は少し安易で狭い画角で如何に表現出来るのかに注力する必要性があったと思う。またカイラについて触れるのであれば、もう少しストーリーで拾う必要があったこと、理想の人生像のハイライトの後を描き過ぎたが故に間延び感が生まれてしまいハイライトから現実に急速に転換させ、注意欠陥・多動性障害の難しさ、人生は変化したように見えて同じ道を進んでいることを表現出来たと思う。

一方で社会派の切り口として、この法律ひとつで大きく左右される人生の悲惨さなどは面白い点であった。
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