Mommy／マミーのMasatakaのレビュー・感想・評価

画の美しさや、センスに溢れた構図、さらに今回は画面比までも効果として使っておりドラン監督らしさに溢れている。センスのいいゲイの監督というところで彼はまるでガス・ヴァン・サントのようです。
人の愛や繋がりを瑞々しく描いている作品だが、なぜ敢えてS14法案という架空の設定が必要だったのか、それはよくわからない。そんな設定はなしで頑張った方がよかったんじゃなかろうかと思う。
ラストシーンは「カッコーの巣の上で」のよう。