くーちゃ

だれのものでもないチェレのくーちゃのレビュー・感想・評価

だれのものでもないチェレ(1976年製作の映画)
4.0
冒頭から違和感を感じてしまう牛を追う裸の子供。

元気だとしても…おや?男の子じゃなくて女の子?
え〜っ!女の子ならパンツぐらい…
しかも、トウモロコシ畑だから葉っぱ鋭利だし〜切れちゃうじゃん!

そう言えば私も農家だったんで、子供の頃はトウモロコシで人形作って遊んだっけ〜貧乏くさっ!

話を戻すと、そんな裸の少女が家に帰ると、他の子供は皆服を着てるのです。
何故?

はい…チェレと呼ばれているその少女だけは、養子だったのです。
みなしごを引き取るとお金が支給されるので、その金目当てに引き取り、散々道具のようにこき使うのです。

可哀想なチェレ…折檻として、焼けた石を握らされたりもします。
堪らず逃げ出したものの、また酷い農家に引き取られ、更に厳しい毎日を送ることになってしまうのです。

こりゃ〜酷いですね。(ノ_・。)
1930年代のハンガリーではこんなことが行われていたんですね。

原作はほぼ事実を基に書かれているそうですから、映画も結末を除くとほぼ事実ということになりますね。
みなしごの子供達には過酷な時代だったのですね。(╥﹏╥)
くーちゃ

くーちゃ