全てリセットしたい願望がたまーに訪れる僕からしたらかなり為になる作品でした。
自分に必要なものは一体なんなのか?
それを解く為に監督自ら実験体となりスタートする今作。
物は全て倉庫に預けて、裸のままスタートする。
倉庫にあるものを取りに行ける個数は1日1個だ。
最初裸で夜道をダッシュし倉庫に向かう様は鬼気迫るアクション映画のよう。
物を日々取りに行く過程で、本当に必要なものは何かが見えてくる。
それはものではなく人の温もりだったりするんだよね。
人の温もりは人生を大きく、そして豊かにしてくれる。
おばあちゃんの知恵や言葉が染みる映画でした。