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365日のシンプルライフのibabangidaのネタバレレビュー・内容・結末

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

モノに溢れている生活を過ごしていた人が、すべてのモノを倉庫に入れて一日一個取り出せる、新規でモノを買わない、というルールで一年過ごすというはなし。

このあらすじを聞いたときに、これはおもしろそうだぞと観始めたのだが、期待値が高かったせいか、イマイチ楽しみきれなかった。

序盤は生活必需品を回収して、最低限の生活を送る上で大切なもののありがたみが分かり共感できた。
中盤以降は必須ではないが人生を豊かにするものを取りに行きはじめたのだが、そこから色々とぼやけてくる。
彼女の家で暮らす割合が高くなったことで彼の状況や家の変化がわかりにくくなり、周囲の家族や友達との関係性に変化が出たことでそこにフォーカスしたため、表題のシンプルライフとはという感じになってしまった。

ひとりの男性のドキュメンタリーとして捉えれば違和感はないのかもしれないが、消化不良感が残る作品だった。
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