このレビューはネタバレを含みます
無人島で漂着した男が絶望のあまり自殺しようとしたところ、波打ち際に死体を見つける。
彼は死体から出るオナラを使って別の島へ渡り、そこでの生活で死体が水を出すことができるなど、役立つ機能を備えていることに気づく。
次第に死体とコミュニケーションを図れるようになり、協力して故郷に帰ろうとするが、、
ざっとあらすじを書き出しただけでも荒唐無稽なストーリーであることはわかると思うが、実際に見ているとどう話が転んでいくか想像つかず終始ワクワクしながら見ることができた。
所々挟み込まれる下ネタもダイレクトなものではなく、男子中学生的な妄想入り混じったものなので、気軽に楽しめた。
ラストは現実世界に戻り過去を乗り越えて行くと思いきや、また妄想世界に戻ろうとする描写であったので、終わり方にモヤッとした人は多いのではないだろうか。
目新しい映画を見たい、バカバカしさで笑いたい、といった人におすすめの一本。