ちろる

ドクター・ドリトルのちろるのレビュー・感想・評価

ドクター・ドリトル(1998年製作の映画)
3.7
エディ・マーフィーによる98年版ドクタードリトル。

ヒュー・ロフティング原作の児童文学作品『ドリトル先生』シリーズを少しこの時代ならではのポップさでアレンジ。
ビクトリア時代のイギリスが舞台の原作とはちがってサンフランシスコが舞台となっており、ドリトルのキャラも、金儲け主義の仕事人間と全く違うので、原作とは別物として観る方が楽しい。

異常者に思われたくなくて動物の声が聞こえる能力を封印してたドリトル。
幸せな家族を作ってもなお、あえての現実主義を突き通し、本当は自分とそっくりな想像力豊かな娘たちに嫌われる始末。
それが突然また声が聞こえるようになり、もうそうとは行かなくなる・・・

流石芸達者なエディ・マーフィーのコメディ、めっちゃ軽快で見せ所満載ですね。
ベイブ』のSFXチームによって表情豊かに見せてくれる、アル中の猿や自殺志願のトラなど個性的な動物たちのシーンがどれも面白くって、なんと100種類以上の動物が登場だとか!
動物好きにはたまらない作品となっています。
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