ゆき

アデライン、100年目の恋のゆきのレビュー・感想・評価

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)
3.6
永遠の旅

美しくありたいし年齢に抗いたい、といつも思うのにこの物語では悲劇だった。
一度は妄想した「不老不死」も苦楽を共にする誰かがいるならばの前提付き。孤独では惨劇だ。
愛した子供は何よりの理解者でありながら、死期は見えている。
いつの時代も、どの年代も、遺伝子を超えても愛情は欠かせない。
主人公が魅力的で見入ってしまう時間でした。

×××
100歳を超えていても、見た目は29歳のまま止まってしまった女性。怪しまれないようにリスタートを繰り返す彼女には、愛犬にも娘にも先立たれる孤独が迫っていた。
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