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アデライン、100年目の恋のぉゅのレビュー・感想・評価

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)
3.8
2022年 鑑賞 22-281-31
BS松竹東急 銀座よる8シネマ(吹替) にて
「ビンテージ・ラブ 〜弟が連れてきた彼女〜」「セレステ∞ジェシー」等のリー・トランド・クリーガー監督、J・ミルズ・グッドローさんとサルヴァドール・パスコウィッツさん原作・脚本による、若く美しい女性アデライン(ブレイク・ライヴリーさん)は、交通事故と落雷による偶然が重なった影響で老化が止まり、100年以上も生き続けた女性の数奇な運命を描いた恋愛ファンタジー作品。

ー 生命の不思議作品 第1弾 不老不死篇 ー
エンタメの世界では、不老不死を望む登場人物が出てくることもあるが、私にはどうしてもそれが魅力には思えない。小さい時は早く大人になりたいと思い、成人してからは生き急いでいた時もあったとは思うが、不老不死は望んだことないなぁ...

“とても奇妙なことが起こった まるで魔法のような”
ストーリーの構造が素敵!あの不思議現象から始まるストーリーではないことがいいっ!そういうことは全て回想にした作りで良かった!でもどういう風に完結させるのか?が肝。アデラインの娘フレミング(エレン・バースティンさん)の指輪が彼女だと分からせるあのカットが好き!、ゼロックス?、エリス(ミキール・ハースマンさん)のアデラインに一目ぼれからの猛アタック、「歳と恋人とワインのグラスの数は 絶対数えてはいけない」、「永遠に手放さずにいられるものを教えて」、スペイン語も話せるの?、「考えないで」

チャイナタウン、アデラインの飼い犬の不調とお別れ、フレミングとの会話が沁みる、「共に老いる将来」、「ごめんなさいと言いに来た」、「どこに連れて行くかって」、「あなたの彼が行ったことのない場所へ」、映画館になる予定だった古い建物をプラネタリウムに、乾杯、歴史の追求と未来に思いを馳せる、エリスの家族に会いに、そこで会ったのはエリスの父で、アデラインと過去で恋人だったウィリアム(ハリソン・フォードさん/アンソニー・イングルバーさん[若年期])だった...

アデラインとウィリアムの回想... 5週間の記憶、ロンドンの郊外の自然が凄く綺麗、「バカなこと言わないで 迷ってはダメ 人生は短いのよ」、エリスの母キャシー(キャシー・ベイカーさん)の嫉妬、アデラインの嘘、ボクシングとピンクと女性の反感、彗星のデラ、プラトンと対になる星、アデラインの名前と彗星とニアミス、ウィリアムのプロポーズとエリスの気持ち、てんとう虫と彼の表情と気づき、あの写真と左手...

“行ってしまった... もう戻ってくることはない... ”
やっぱり血だな... 、フレミングへの電話、「もう逃げない」、そこで天体が活きてくるのか... 、病院での展開やカメラワークいいっ!、●●の展開は読めたが、そうなると胸糞展開だなって思ったんだが... 、アデラインとエリスとフレミングの決断、「私のお相手はここにいるもの ほら見て」「愛してる」「愛してる」、あの会話最高だった!、白●と「完璧よ」
ラストの展開はマジで良かった!不老不死というでっかい風呂敷を広げたものだから、めっちゃ不安と期待をして見届けた。とても満足した!そんだけ!

「人生は短いのよ」

「ウィリアムは正しかった 彗星デラC1981は遂に戻って来た 半世紀遅れたが その輝きと壮大さは彼の予想通りだった」
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