れいん

めぐり逢わせのお弁当のれいんのネタバレレビュー・内容・結末

めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ブランチの映画特集で見かけて、いつか観ていたいなぁと思っていたので。
無駄なものを一切無くした大人の映画でした。派手なアクションも無駄なきらびやかさも何にもない。だけど、一回もつまらないと思ったことも眠くなったこともない。素晴らしい映画でした。
インドのお弁当文化ってすごいって驚くばかりの冒頭。だってあんなに数あるのに、乗り換えだってあるのにちゃんと届くのかって不思議でならない中、手違いが起きてストーリーが進むのが良かった。
インドの奥様ってすごい。ずっと家の中にいて、旦那さんが帰ってくるときにはキレイな格好に着替えたりして。できないなぁって思いました。
二人の手紙でのやりとりが静かに緩やかに流れていて、気持ちの変化や取り巻く生活の流れに乱れが生じたりを穏やかに観ていたのですが、終わりの25分くらいでどうなっちゃうのかめちゃくちゃハラハラドキドキしました。二人がどうなるのか読めなくて、どうなっちゃうんだろうって。会ったこともないのに心を通わせることってできるんだなぁって思いました。
最後会えなくて、でもイラのことを迎えに行ったのは私はとても嬉しかった。間に合って欲しい!
二人が出会うことで起きるハレーションを考えると自然と笑顔になります!
れいん

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