劇場版 PSYCHO-PASS サイコパスののぞみのネタバレレビュー・内容・結末

洋画をアニメにしたような動きや視線、アングル。難しい会話も理解したくて巻き戻しと一時停止をくりかえしながら観ていた。

PSYCHO-PASSを観るたびに、シビュラシステムはあったほうがいいのかという問いにぶつかる。
シュビラシステムに制御され、作られる世界はシビュラシステムという檻の中で飼われているというふうにも捉えられるし、平和ならそれでいいと望むのもわかる。
なんの疑問も持たずに受け入れるのは危険なのかもしれないけれど、平和ボケできるほどの安息地であるのならとやはり矛盾する。

どんどんクオリティが上がり、観ていてたのしい。特に、戦闘シーンのかっこよさはたまらない。狡噛かっこよすぎる。

朱の思想は正常で当たり前だけれど、シビュラシステムに支配された世界では疎まれる。霜月の言うことはイラッとするけれど、多数派の意見だとおもう。観るたびに考えさせられる作品ってのは貴重で、ことしの劇場版もたのしみです。