１期のサイコパスが帰ってきた
１期のサイコパスの何が良かったか、それは僕にとっては脚本やキャラもそうだけど、一番最初に惹かれたのはブレードランナーや攻殻機動隊をオマージュした街の雑多さ（これは後半に行くにつれ薄れてしまったが・・・）と、ドミネーターを始めとするSFガジェット群だった。
２期もお話単体は結構好きだけど、やっぱりあれはSFというよりも刑事、捜査ドラマとしての要素が強かったように思える。
そんな中で劇場版は製作スタジオもスタッフも一期に戻ったのでまたあの時のワクワクが感じられるのではと期待を抱きながら鑑賞したが、その通りだった。
ドローンや自立型ミニロボット、兵器ロボット、人口義手（義脚）等のSF関連のデザインやハイテクさは純粋に見ていてワクワクしたし、アクションシーンの作画も相当なものだった。
お話の持って行き方も１期の最後やテーマ性を考えると舞台が移動したりするのも悪くはないかと。
とりあえずSFとしてサイコパスを見ていた人なら絶対楽しめるはず。そしてアクション映画好きも是非ご覧あれ。
ちなみに時系列は２期後の話なので、知らないキャラが少しでも出ていると嫌な人は１，２期両方見ていたほうがいいかも。ただ２期キャラが本筋に関わることはあまり（ほとんど）ないので最悪２期を見ていなくても物語の方は問題なく楽しめる。
