ラグナロクの足音

オマールの壁のラグナロクの足音のレビュー・感想・評価

オマールの壁(2013年製作の映画)
3.7
羽虫のメタファー自然でいいね。ムスリムの結婚はこんなに厳しいのかと驚いた。分離壁に囲まれた占領下のパレスチナ、パン職人・オマールは壁を越えて壁の反対側で暮らす恋人のもとへ通う日々を過ごしていたが、恋人の兄が企てたイスラエル兵の殺害容疑で秘密警察に捕えられ拷問を受ける。やがて主犯を捕まえてくることを条件に釈放されるが忠誠心あるオマールは従わず再度投獄。恋人が妊娠していることを暴露するといわれ、再び恋人の兄を殺しに外へ行くが、妊娠させた男が仲間の弟分だと分かり錯乱、それを知った恋人の兄はガチギレするも事故で死亡。任務完了で完全に自由の身になったが仲間も恋人も失ったオマールは、拳銃と引き換えに新たなタレコミが教えると秘密警察を呼び出し、銃で返り討ちにする。
ラグナロクの足音

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