ハイボール

妻への家路のハイボールのレビュー・感想・評価

妻への家路(2014年製作の映画)
3.8
ずっと待ち続けている夫の記憶だけ無くしてしまった妻、夫が目の前にいるのに誰だかわからない。二人に流れる時間が会えなかった20年よりも長く感じて切なくなった。文革後も夫婦や娘の心に影を落としているのが辛い。
妻を演じたコン・リーが素晴らしい。「さらば、わが愛 覇王別姫」「2046」「愛の神、エロス」で観たことはあって色気のある方という印象が強かったけど、表情とか話し方、目線がまるで別人。彼女の繊細さに惹き込まれた。
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