うみ

虐殺器官のうみのレビュー・感想・評価

虐殺器官(2015年製作の映画)
3.8
「地獄は、この頭の中にある」
このセリフが、東京国際フォーラムのイベントで見たときからずっと心に残っていた。
原作はあえて未読のまま見ることにしました。原作は映画化が決まった頃に購入したまま、映画を見てから読もうと決めていたのでずっと本棚に眠っています。これでようやく読むことができる。
内容は未読の段階では世界観や台詞回し、大筋はとても良かったと思います。しかし一回で理解しきれるものでは到底なく、何度も見て考えてようやく自分の中で腑に落ちるのかなと思いました。絶賛というよりは、わからない部分も多いけどなんとなく惹かれてなんとなく考え続けてしまう作品です。
原作を読んで、もう一度観に行きたいと思います。きっと既読者と未読者では感想が全然違うと思うので。
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