『Ｘメン』シリーズ第６弾。新シリーズとしては第３弾。公開当時は新シリーズ完結編という触れ込みで公開（結果的に蛇足でもう一本作られたが）。
新シリーズも世間的にはこの辺りからまた評価が下がって来た。要は元凶はブライアン・シンガーなんだよなぁ。二度と関わらないで欲しい。だけど、個人的にはここまではまだ全然大好き！主演三人が大好きなので。
旧三部作ありきではない新キャスト陣の活躍をもっと見たかったし、敵もラスボスに相応しいだけの力と格があった。
クイックシルバーが絶対絶命の状況を軽く切り抜ける様は、「これぞヒーロー」って感じで、そういうシーンじゃないのに泣きそうになる。
車椅子となったチャールズを主人公っぽくラスボスと殴り合いさせるために使ったこの展開は「こう来たか～」って感じでテンション上がった！「私の世界にようこそ！」
「Ｘ」に柱を刺してエリックが駆け付けた時「裏切るのか？」との問いに「私は今まで仲間を裏切っていた」と返したのも泣いた！
旧三部作ではジーンの潜在力を封じ込めていたチャールズが、この新シリーズでは「力を解き放て。恐れるな」というシーンも違いが出てて良かった（なのに次回作では…。本当何で？）
最後にチャールズとエリックが友に戻り一作目と同じ掛け合いを言って、新世代たちが原作に寄せたコスチュームに身を包んでの終幕。
この終わり方は、これから先の無限の可能性を感じれた。はずだったんだが…。何でここで終わりに出来なかったんだろう…。ここで終わらせておけば、新展開も行けたし、何ならキャストそのままでMCUに合流も不可能ではなかったと思うんだが(;_;)
次作がマジで要らない。
次作に残した伏線
クイックシルバーとマグニートーの親子関係⇒二度と絡みません
記憶を取り戻したモイラ⇒また出ません
サイロック⇒出ません
余談だがチャールズが禿げた原因が遂に判明！
