このレビューはネタバレを含みます
レヴェナントから蘇りしビフが
久々レビューに選んだ本作は
現在唯一まともに読んでる漫画原作映画。
結構ハードル上げて鑑賞に臨んだのだが超えてまいりました!
映画終わらなくていいとまで思いました(´-`)
日常の崩壊もしっかり描けており和装ウォーキング・デッドなルックスも素敵。
冷静に考えれば公道に車置いてショッピンカート放置しただけなのだが...
そしてZQN!
映像化する事により
視覚的、聴覚的にキャラが際立った感じ。
アスリートZQNなんて
生前のバックボーンを妄想するだけで楽しいですねぇ...
あのジャンプ成功は
現世では成しえなかった事だとしたら泣ける/ _ ; かもね...
ちょっと残念だったのが
英雄の部屋と森で恐怖を感じながら一夜を乗り越えるシーンがバッサリカットされていた事。
英雄が小心者のヘタレであり、それが生き残れる理由である事がわかる原作内で個人的に好きなシーン。
でもコレ入れちゃったら
さらに長尺になるしテンポも悪くなりそうなので削りは仕方ないかと思ってみたり。
ロッカー内でひたすらネガティヴ妄想繰り返す場面で補完しているので良く練られた脚本だと感じました。
結構やり過ぎな大乱射クライマックスで鈴木英雄の成長譚は完結した様にも見えるわけですが...
これには映画コケて続編無しでも良いよ!
やれる事やりきったよ!
ってスタッフのメッセージを感じました(´-`)
本作に関しては原作好きも初見の方も両者共にそこそこ納得の出来じゃないでしょうか!?
当然グロが苦手や
グロが足りんと感じる人も居るでしょうが
そこそこ大きなスクリーンで
しかも全国で
コレ観れる事の意義は近年の日本映画界ではなかなか大きい出来事かと思います。
もしも続編やるなら予算5倍くらい要りますね?
箱根借り切ったり
民家ぶっ壊したり
つぐみ...
続編無理か!?(°Д°)
続編脳内補完にておしまい。