Kei

アイアムアヒーローのKeiのレビュー・感想・評価

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)
4.2
『ようやく映画館で観るべき邦画に出会えた。そして、日本のゾンビは世界一怖い』

※原作未読。

こんな作品に出会えるまで長かった。今年初邦画。
予告を観た時に大コケか、大当たりかどっちかと思ったが大泉洋が主役なのでもう間違いないと思った。これはナイスキャスティングで、ここでジャ◯ーズなんて出したら........

そして、なんといってもゾンビのクォリティ。ここはハリウッドより上だと本気で感じた。それはホラーを作った際のハリウッドと日本差だろう。日本はとにかく、動き、音、描写が気持ち悪い。それこそが、ゾンビ映画としてこの作品のクォリティを一気にあげている。

そして、日本は銃社会ではないので基本的に打撃系武器、しかし主人公のみがショットガンという設定が主人公を引き立てていた。

また、今回出てくるアウトレットモール。これはよくぞやってくれたと思う。ゾンビといえばアウトレットモール(デッドライジング、ドーンオブザデッド)の印象があるからこそ、邦画でこれをやってくれたのは拍手を送りたい。
カーアクションにも拍手。

近年、邦画の大作はハリウッドと比べ〜や、漫画原作ばかりでつまらない言われる時代(私も思うところがありますが)、そう思っていて観てかなり満足できると思います。ブリュッセルの映画祭で最高賞獲った意味がわかりました。


ただし........
この作品を観る時に注意してほしいのはZQNよりDQN。
作品のテイスト的に非常にDQNが多いです。いちいちリアクション。携帯。途中から入ってくるなど......。そのため、時間帯、場所にはご注意を。
Kei

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