このレビューはネタバレを含みます
すごく良い映画だった。
飯テロであり、家族や仲間との感動の物語だった。
初めフードトラックをバカにした感じで、自分はプロの料理人だからやらないなんて言ってた。
それが、とあるトラブルから職を失いプロとしてのプライドも失う。
ただ雇われていただけ…。
自分の思う料理なんて出来なかった。
家族との時間も犠牲にして頑張ったつもりだったのに、代わりはいくらでもいるんだ。
それが、フードトラックを始めてから息子との時間をすごし、食べてくれる客一人一人と触れ合い、手伝ってくれる仲間と好きな料理を好きなだけ作る喜びを知る。
元奥さんがすごく応援してれているし、息子も料理人である自分を尊敬してくれていることを実感。
息子にシェフナイフを買うシーンが1番感動した。
一緒に出かけるだけで父親としての役割を果たした気でいたけれど、息子はそう思っていなかった。
もっと話して、もっと教わりたいんだというような発言や、両親が揃っているときに嬉しそうな顔をするのがなんとも言えない。
そんな親子愛が見えるシーンはどれもグッときた。
見てよかった。