幸せを願う人のところに幸せがちゃんと訪れるお話でした！
自分の実現したいことを社会の中でやっていくこと、家族のこと、社会のこと…
上手くいかないことが現実には確かにたくさんあります。
けれど、一度「えいっ！」と思い切ってみれば、いい人達のおかげで意外にも、物事はちゃんと幸せに向かって進み出すんじゃないか、と思わせてくれる作品です。
主人公のカールはシェフとして一度どん底の気分を味わされますが、その時の辛ささえも最後に掴んだの幸せが覆って、最後には復讐を考える余地がないくらいのハッピーエンドが訪れます。
毎日一秒くらいの何気ない幸せが日々の幸せがつながっていく、その過程で主人公と息子の「幸せな時間」が増えていくのを目にする度に心が温まります。
「いい人が、いい人の中で好きなことをする」という、シンプルなのに、現実ではなかなか叶えづらい幸せを描いている温かい作品でした。
美味しそうな料理と父子の愛に満足すること間違いなしです！
